アブランガイド

ラーメン二郎とアブラの魅力について語ります

ラーメン二郎大ラーメン全マシで全店制覇 part3 仙川店

ラーメン二郎大ラーメン全マシで全店制覇

3店舗目 ラーメン二郎 仙川店
大ラーメン全マシ

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二郎の中でも特に殺伐とした雰囲気を味わえる。
子連れはお断り。この雰囲気が堪らないのである。
寡黙なマスターと助手の二人体制。

正真正銘の「醤二郎」。仙川ブラックと呼ばれる非乳化のスープはThe 醤油二郎。FZにグルエースが主軸、ふんわりと生姜を鼻腔に感じられ、コールしなければ油脂も穏やかで、ごくごくスープを飲んでもいっさいの罪悪感を感じない。 自家製オーション麺、他店舗の半分程の細さ、麺量も多く、体感だが大で500g近くあったと思う。 野菜はクタ野菜、キャベ率も高い。

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柔らかくパサながら素材味が残る豚。1つは端豚。冷えてるとちょっと固いが丼に沈めて温めると繊維がホロホロと崩れて旨い。
数年ぶりの訪問だった。忘れかけていた二郎独特の緊張感を感じながら丼に対峙するという経験を久しぶりに体感させてもらった。子連れお断りで女人禁制のような雰囲気。女と別れた直後に行くべき二郎ランキングがあったら一位であろう。

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とにかく女と別れたい、別れたい、別れたい、とジロリアンが絶叫、つぶやき、情緒不安定に泣き叫びながら、啜るのもいいだろう。メンヘラジロリアンはLINEのプロフも真っ黒にし、仙川ブラックをリスペクトしてしまうのである。
味は薄めでマイルドだが、スープに浮く大量の背脂でよっぽどへヴィ。日本人が好きそうな醤油の立つスープ。
激情、情緒、物の哀れ、静寂、混乱、騒乱、わびさび・・・・
そんなにも別れたいのか!逆に言えば、別れたくないんじゃないか?
いやよいやよも好きのうちか?
ジロリアンが別れたいほど夢中にさせる女って、小悪魔を遙かに超えた、みみず千匹さえ超えた、毎日せびられてたまんねぇ、何にもいえねぇと平泳ぎしてしまうほどの、BIGを超えた、GREAT悪魔なんだろう、YEAH ! ~
オレは何を言っているのか。
ご馳走様でした。