アブランガイド

ラーメン二郎とアブラの魅力について語ります

ラーメン二郎大ラーメン全マシで全店制覇part6 新宿小滝橋通り店

ラーメン二郎大ラーメン全マシで全店制覇

6店舗目 ラーメン二郎 新宿小滝橋通り店
大ラーメン全マシ

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非常に食べやすくヘルシーな一杯であった。
全国制覇を三田から順に遂行していき、小滝橋まで辿り着いた劣情ジロリアン野郎達が前情報無しで食ったら、期待でバンパンに膨れ上がったディックが萎れて行く様子が手に取るようにわかる。ライト系の二郎を楽しめるようになるには、酔いも甘いも噛み分ける素敵な大人にならないと無理だ。
しかしアブラマシマシにすぐしたがるチー牛ジロリアンは暗澹たる、落胆を隠せず、物憂げになり♪今日でお別れ、もう会えない~と口ずさんだに違いない。ふにゃチンに怒りを覚えたジロリアン野郎どもは己のディックはハードでいたいと歌舞伎町の風俗に駆け込んだかもしれない。
しかし、しっかり下調べをしていけば、ショックはなく、ライト系だからこその良さに気づき、ライトだからこそ完飲できるとか、最後まで脳内麻痺を起こさず完食できるとか、あなたがいたから僕がいたとか、ハワイでの暮らしが私の人生に影響をもたらしたのだ、ブロウジョブは気持ちいいとか、知ったかぶりできたのである。だが、それでいいのである。

同じ新宿でも歌舞伎と小滝橋は全く異なる。小滝橋はちょっと軽い。ちょっとでも吸引力があると、俺を狂わせてくれよ姉ちゃんって感じでカリソメの愛をアバンチュールに楽しんじゃう感じ。一方歌舞伎町はねっとり激しく一晩中欲情しちゃってる。目の前に本物の淑女がいれば一眼レフでフラッシュ炊いちゃうぜみたいな感じである。

蓮華が丼に突き刺してあり、そそり立っている。これは群馬県の「男気らーめんアカギ」を彷彿とさせる。

スープは細かい背脂の浮いた微乳化タイプ 目黒や仙川とは違う醤二郎でカラメを増したからか醤油パンチが効いた味わい。 まろみがあまり無い力強さは旨味魔法(グルエース)の粉量が抑えめだからだろうか。 グルタミン酸が醤油の角をとってくれると料理研究家が言っているのを聞いたことがある。豚感はライトでニンニクを合わせると旨い。 麺は太麺ストレート 直系の中ではかなり太めの部類。ややカタメな仕上がりで密度が高くムチミチッと噛み応えがある。スープが染みるタイプではなく、麺自体の味わい香りは申し分ない。麺量は大で350gぐらい。

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具材は豚、茹でモヤシ&キャベツ、背脂 豚は厚みのあるバラの煮豚が2枚 箸で切れるが肉質はしっかり、繊維に逆らうと歯に挟まってしまう。 ヤサイは標準な盛り、ほぼモヤシでシャキ感残した仕上がり薄ければ卓上にカエシがありますので調整可能。ライト系ということもあって、スープまでぐびぐび飲んでもいっさいの罪悪感を感じなかった。

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他店のように女子供、初心者を寄せ付けない(実際はそんな事はないのだが)ような雰囲気はないし、老若男女楽しめる環境であった。メニューも豊富だ。こういった多様性が必ず評価される。結果として店内は満席をキープし続けていた。発想とマーケティングは違うのである。ご馳走様でした。