アブランガイド

ラーメン二郎とアブラの魅力について語ります

ラーメン二郎大ラーメン全マシで全店制覇part7 環七新新代田店

ラーメン二郎大ラーメン全マシで全店制覇

7店舗目 ラーメン二郎 環七新新代田店
大ラーメン全マシ

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全国の欲情したジロリアンを発狂させた要因の一つに、FZ醤油の存在は大きく起因するだろう。FZとはいわゆる「二郎専用醤油」の事である。ここ新代田二郎は完全なる非乳化スープでFZ醤油で食わす二郎である。この醤油が全国の劣情ジロリアンを狂わせ、全国の二郎でロットバトルを勃発させているのである。狂ったジロリアン達が仕掛けるロットバトルは戦争そのものだ。ジロリアンは戦争大好き集団と認定しても文句の言われる筋合いはないっす。その証拠に平和の中でしか成り立たない、恋愛市場の中で女を目の前にしたジロリアンはよれよれではないか。戦闘的な意味合いがないとジロリアンは燃えないのである。
「うっとりとするようなSEXをした奴は戦争など起こそうとは思わない」と村上龍が文学者のロマンチシズム溢れかえる戯言を宣っていたが、確かにこれは的を得ている(本来は的を射ているが正しいらしい)。とにかく戦争は某大国が望まなきゃ起こらない訳で奴らの強欲ビジネスに振り回される国も兵隊も大変なのであるが、悲しい事に男の本能はファイト・オア・フライトでどっちかというと闘いたくなる性に満ちていて、ミリタリー・ファション、戦闘機、など軍関係アイテムにワクワクしてしまうのである。戦争は嫌だけど戦争グッズは大好きというアンビバレントは、しれっとしてるけど頭の中では女の裸体を想像している劣情とイコールでどうしようもないのであり、そこを戦争屋に突かれているのである。断っておくが俺は二郎狂いではあるが、平和主義者であり、戦闘になったらバンザイ・アタックしちゃうかも知れず、恐怖と快楽は紙一重なのである。
そんな脳を狂わす、FZとグルエースが戦時中に存在したら、アメリカ兵の必須アイテムとなっていただろう。天地返しを行い、野獣の血を燃えたぎらせ、相手をボンバイエするのである。

前回休日に訪問した際、大ラーメンの提供は平日のみと断られてしまった為、仕事をサボり、本日再訪問した。

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店の外に貼り紙が貼られている。サイズは「小」のみで、豚を増やすか否かと言う構成。「麺少なめ」や「麺半分」なども対応している。大は残したり時間をかけた人がいたため、正規のメニューからは除外されてしまったようである。しかし、裏メニューとして食券に乗せて100円現金で支払えば、対応してくれる。並んでる時に助手さんからヒアリングがあるので、事前に決めておく必要がある。今回は「大ラーメン」にさせていただいた。助手さんから食えるかどうかの確認が入り、首を縦に振る。券売機から飛び出す「小」の食券は、珍しい銀のカード型。席が空き、銀色カードを上のカウンターに置く。1ロットで6杯を熟され、事前に麺量も伝えているので、スムーズである。 同ロット先頭の方が「ヤサイマシマシ」といきなりブッ込んだなと思い、その山盛り具合を見ようと睨んでいたら、思い掛けずなだらかな菜山。なるほど、と学習し全マシをコール。見た目は結構な高山だが、麺量がかなり多く、それがヤサイを下から盛り上げているので、実際には少なめである。 箸で豚を奥に追い遣り、ポッカリと空き覗いたスープを直丼で味わう。オイリーが先行し豚と醤油のコンビネーションでコテリと始まる、キリリと非乳化でFZとグルエースがビンビンに効いたTHE二郎スープ。一口飲めばガツンと持っていかれる。 天地返しし、剥き出しにした麺は、平均15cmほどの短くネジレた極太麺。短いので扱い易く、ワシワシとワイルドな食べ応えが二郎らしい。麺量は、かなり多く550gくらいはあったと思う。

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豚は二郎にしては薄いが、分厚いチャーシューがドカンと2枚乗る。ニンニクはスプーンで一杯。アブラはお玉でたらり一杯、ヤサイの下に隠される。 俺のような非乳化好きには堪らない一杯であった。ご馳走様でした。